GA4に新・推奨イベント「リードジェネレーション」が登場
情報ソース：
[GA4] Recommended events
https://support.google.com/analytics/answer/9267735?hl=en
日本語ページにもまもなく掲載されるはず。。。。
https://support.google.com/analytics/answer/9267735?hl=ja
リードジェネレーションとは何か
リードジェネレーションとは、潜在的な顧客（リード）を見つけ出し、その人たちに関心を持ってもらい、最終的に製品やサービスを購入してもらうためのプロセスを指します。例えば、自動車販売や保険販売、企業間取引（B2B）の場合などに用いられます。
リードジェネレーションには、オンラインでの活動だけでなく、オフラインでの活動も含まれます。以下のようなイベントを追跡することで、リードジェネレーションの全体的なプロセスを効果的に測定できます。
GA4に新・推奨イベント「リードジェネレーション」の解説
1. generate_lead（リード生成） このイベントは、ユーザーがオンラインフォームを提出したり、オフラインで情報を提供したりしたときにトリガーされます。
例：ウェブサイトの問い合わせフォームに情報を入力して送信した場合。
2. qualify_lead（リードの資格付け） このイベントは、ユーザーがリードとして資格があると判断されたときにトリガーされます。
例：ユーザーが一定の条件（例えば、予算やニーズ）を満たしていると判断された場合。
3. disqualify_lead（リードの資格喪失） このイベントは、ユーザーがリードとして不適格と判断されたときにトリガーされます。
例：ユーザーが製品やサービスに対する予算がないと判断された場合。
4. working_lead（リードの作業中） このイベントは、ユーザーが営業担当者と連絡を取った、もしくは営業担当者から連絡を受けたときにトリガーされます。
例：ユーザーが電話で営業担当者と話をした場合。
5. close_convert_lead（リードの成約） このイベントは、リードが実際に顧客に転換したときにトリガーされます。
例：ユーザーが実際に製品を購入した場合。
6. close_unconvert_lead（リードの非成約） このイベントは、リードが顧客に転換しないと判断されたときにトリガーされます。
例：ユーザーが購入を見送った場合。
リードジェネレーションの具体的な例
自動車販売を例に取ると、以下のような流れになります。
generate_lead：ユーザーがウェブサイトで試乗申し込みフォームを提出する。
qualify_lead：ユーザーが自動車を購入するための予算があると判断される。
disqualify_lead：ユーザーが自動車の購入に興味を失ったため、リードとして不適格と判断される。
working_lead：ユーザーが営業担当者と試乗の日時を調整するために連絡を取る。
close_convert_lead：ユーザーが実際に自動車を購入する。
close_unconvert_lead：ユーザーが最終的に購入を見送る。
このように、リードジェネレーションのプロセスを詳細に追跡することで、営業活動やマーケティングの効果をより正確に把握し、改善するための具体的なデータを得ることができます。
