旧「GA4 設定タグ」から自動移行された「Google タグ」なら、「ユーザー プロパティ」の入力欄があるので、設定は簡単です。
同じ「Google タグ」でも、旧「GA4 設定タグ」から自動移行されていない、新規の「Google タグ」の場合は、「Google タグ」の設定欄に、「ユーザー プロパティ」の設定欄がありません。(赤線で囲んだように、「イベント パラメータ」の文字は見えています。)
「GA4 イベントタグ」 で「ユーザー プロパティ」を設定したい場合は、
こちらのヘルプにあるように、
Google アナリティクス 4 イベントタグを使用してタグ マネージャーでイベントを設定する際は、含めるパラメータごとに [ユーザー プロパティ] セクションに行を追加します。
ということでよいのですが、この記事では「GA4 イベントタグ」 で「ユーザー プロパティ」を設定するのではなく、「Google タグ」で「ユーザー プロパティ」を設定する方法を解説します。
ここからは、公式ヘルプ
https://support.google.com/tagmanager/answer/13438771#user-properties
に記載されている、方法に従って、解説させていただきます。
GTMのワークスペースで、左側の 「変数」メニューを開きます。
「ユーザー定義変数」を 「新規]」で作成します。
「変数の設定」で、「Google タグ: イベントの設定」変数を選択します。
「Google Analytics User Properties」をクリックします。(この記事を書いている時点では英語表記ですが、いずれ日本語表記になるのではないかと思われます。)
「プロパティを追加」をクリックします。
「プロパティ名」と「値」を入力します。入力方法は、GA4イベントタグで「ユーザー プロパティ」を設定する場合と同様です。
保存したら、「Google タグ」の設定画面に戻ります。
「共有イベントの設定」をクリックします。
「イベントの設定変数」で、先程作成した変数を選択して、保存します。
以上で設定は完了です。
この設定により、Googleタグが発火することで、ユーザー プロパティの値が取得できるようになります。
最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。
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