GA4・広告・SNSなど、分散したデータの管理にお悩みではありませんか?自治体のマーケティングをもっとシンプルに。職員と支援事業者が共通のダッシュボードで同じ指標を見ながら改善を進められる仕組みを紹介します。
自治体Web運用の現状
自治体サイトの更新や改善は、多くの場合、外部の制作会社や広告代理店などの受託事業者が担当しています。
一方で、自治体側ではウェブ専任担当者を置けないケースも多く、各課の職員が他業務と並行してデータ確認や方針判断を行っているのが実情です。
このような体制では、GA4・広告・SNSといった複数ツールを横断的に扱う必要があり、「どの数字を重視すべきか」「何を成果とみなすか」といった基準が統一されにくい状況が生まれています。
課題の背景:情報の分散と役割の曖昧さが生む“構造的な停滞”
この問題の背景には、大きく2つの構造的要因があります。いずれも、現場の改善を進めにくくしている根本的な課題です。
情報・ツールの急増による難易度の上昇ここ数年、GA4・広告配信・SNSなど運用ツールの種類と指標が急増しました。それぞれの仕様が頻繁に更新され、複数の画面を行き来しなければ全体像を把握できない状況です。結果として、「どの数字を根拠に判断すればいいのか」が分かりにくくなっています。
専門人材の不足と役割分担の曖昧さ分析や改善を専任で行う人材を置けない自治体も多く、職員・広報課・情報システム課・受託事業者の間で責任範囲が曖昧になりがちです。そのため、提案の根拠となるデータやKPIが共有されず、改善のスピードが停滞してしまいます。
解決策:ダッシュボードで「共通の見える化」を実現
自治体サイトの運用支援では、Google Looker Studioを活用したダッシュボード導入が広がりつつあります。弊社では、そうした活用をより手軽に始められるよう、自治体向けのテンプレートを整備しました。GA4・広告・SNSのデータを一画面で可視化し、職員と受託事業者が同じ指標を見ながら改善を進められる仕組みです。
ダッシュボード導入の主なメリット
この仕組みにより、日々の確認・報告・提案にかかる工数を大幅に削減し、現場の改善サイクルをスムーズに進めることができます。
さらに、以下のような具体的なメリットがあります。
必要な指標が1か所に集約分散していたアクセス・広告・SNSデータを統合し、全体像をひと目で把握可能。
特別な操作スキルが不要完成済みの画面を見るだけでOK。専門ツールの使い方を新たに覚える必要はありません。
初期費用・月額費用ゼロGoogleの無料サービス上で構築されるため、導入コストなしで運用可能です。
現場を知る専門家が設計自治体・行政案件200サイト以上の支援実績をもつコンサルタントが監修。現場で本当に使われるKPIを厳選し、汎用性と実践性を両立しています。
まずは実際に体験いただける無料ダッシュボードテンプレートをご用意しています。
GA4や広告、SNSなど複数のデータを自動集計し、必要な指標を一画面で確認できる構成となっています。
お申し込みいただいた方には、ダウンロードURLと簡易マニュアルをお送りいたします。
まずは実際にお試しいただき、日々の確認作業や報告業務がどの程度効率化されるかをぜひご体感ください。
現場の“見える化”を、今すぐ始めてみませんか?
実践で学べる無料オンラインセミナー開催!
ダッシュボードを導入した後、「どこを見て、どう改善に活かすか」を実践的に学べる内容です。
セミナーで扱う主なテーマ
・観光ページの直帰率を改善するには?・移住情報ページの閲覧数・回遊率を伸ばすには?・電子申請ページのアクセスを増やすには?・イベントページの検索流入を強化するには?・特定ページのアクセスが急増した際の原因分析と対応策とは?
データを“見る”だけでなく、職員と事業者が共通の判断軸で動く仕組みを体感していただけます。
日時:2025年11月19日(水) 14:00~15:00
対象:自治体職員(ウェブサイトの運営・広報・情報システム担当者 など)
開催形式:オンライン(Zoomウェビナー予定)
参加費:無料
講師:弊社シニア・コンサルタント(上級ウェブ解析士)*自治体サイト診断・支援実績200件以上
定員:200名 先着順・事前申込制(定員に達し次第締切)
講師紹介 and,a株式会社取締役 CAO・上級ウェブ解析士 中田吉彦
1996年8月に東京商工会議所の工業政策部門から転職し、日経BP社で次の業務を開始。CMS構築(記事原稿管理システム)、広告配信管理、メール生成・自動配信システム構築。HTMLコーディング、バナー画像など各種ビジュアルパート制作。
その後、RT metrics(パケットキャプチャリング型、ウェブ・アプリ解析ツール)オンプレ導入に伴うサーバー構成設計、データセンター管理のPMを務めた。
米国フォレスターリサーチ社の米国オフィスにて、ペルソナ作成法の講座を履修。米国ウェブ・広告系カンファレンス出席多数。
日経BPコンサルティングに異動後は一時的に、国税庁サイト全体のアクセシビリティ管理など、公官庁、自治体系の仕事が多くなったが、その後は、
石油、不動産、製薬、製紙(全面リニューアルPJ)、建設機械、自動車、レジャー産業、eコマースなど、幅広い業種のウェブサイトのコンサルに携わるようになった。
日本経済新聞 電子版立ち上げの際の解析チームリーダー。
2023年の生成AI登場後は、生成AIとPython、GASにより、解析作業の自動化を開始した。
得意な業務
ウェブ解析のためのKPI設定とタグマネージャ―設定業務
Adobe Analytics, GA4のデータを使った、課題抽出と仮説立案、ならびに改善提案。改善提案実装後の効果測定。
競合比較を定量的に行うことによる、改善点の洗い出し。
Looker StudioやGAS+Google Sheetsでのダッシュボード作成
得意なツール
Adobe Analytics, GA4、RTmetrics、Microsoft Clarity、PTengine、A/BTasty
Google Tag Manager
Looker Studio、Tableau、Oracle BI
Photoshop、OpenAIのSora
得意な言語
Python、GAS、Perl、Excel VBA、SQL
登壇
CONTENT MARKETING DAY ・HAPPY ANALYTICS様、電通デジタル様、anda,a3社合同GA4セミナー ・GA4オンラインセミナー全15回、GTMオンラインセミナー全4回
a2i(アナリティクス アソシエーション)様セミナー ・ウェブ解析士協会様セミナー ・フジスマートワーク様企業研修 ・電通デジタル様イベント
日経BP主催セミナー
寄稿
ITmedia、ECzine、WD、ウェブ解析士テキスト、CONTENT MARKETING LABなど
メディア露出
ニッポン放送 日曜早朝ワイド「ひがのりおのみんなのラジオ!日曜版」内「時の経済」、日本経済新聞夕刊